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Table of Contens - |
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| ◆パネリスト◆ アルフレッド・パックマン 堺屋太一 緒川たまき 蓑 豊 コーディネーター:
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第1部では、音楽/図書館/産業と結びついた複合的な文化施設として注目されたフランスのポンピドゥ・センターのパックマン館長を招き、堺屋太一さん、緒川たまきさんと、来年度から館長に就任する予定の蓑豊が、お互いの意見を交わし合いました。さらに先駆的な例として、都市開発の面からも重要な役割を果たしたロンドンのテイト・モダンや、ポンピドゥ・センターの教育プログラム、アーティストのサポートに力を入れるニューヨークのPS1、そしてサブカルチャーや異文化を積極的にとり入れるパレ・ド・トウキョウ(パリ)の事例紹介がされました。これらのVTRでも、また交わされた議論のなかでも頻出していたのは、現代の複雑な社会を背景にしてうまれた同時代の美術を、どうやって多くの人に観賞してもらうかという点だったと思います。人々の交流、教育や解説をするスタッフの充実、そして気軽に立ち寄れるような施設として美術館が街に浸透していくための様々な工夫を具体的に語ってもらいました。
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第2部ではやや現代美術をめぐる突っ込んだ話もでてきました。ラース・ニッティヴさんは、場所を持たずに移動する美術館という非常に興味深いプロジェクトを紹介しました。ニール・ベネズラさんは、自分の美術館の役割や実際の展示についての詳しい紹介をし、そして今回残念ながら来日できなかったハンス・ウルリッヒ・オブリストさんが代わりに送ってきたのは、急逝したセドリック・プライス本人に、グローバルな視点から最近注目されているラディカルな建築論についてインタビューしたビデオでした。それらの話を受けて金沢21世美術館の設計者である妹島和世さんと西沢立衛さん、学芸課長の長谷川祐子がこの美術館の機能や目指すものを語りました。近年の重要な社会的な変化と美術館が必ずしも無縁なものではなく、様々な価値感を受け入れていく感性を育てていく場所としての柔軟な美術館の在り方が示されていたのではないでしょうか。とくに吉見俊哉さんは、都市論を専門にされる立場から文化施設とダイナミックな政治や経済の変化について考えるきっかけを投げかけてくれたと思います。シンポジウム全体としては、議論を深められるようなテーマが多岐にわたり、じゅうぶん話をするための時間が足りないという感を拭えませんでした。しかし、はっきりとした結論がその場で語られなくても、それぞれの来場者の方々自身がなにかしらの関心事を見出すことができ、そのことについての意見をほかの方と語ったり、自分で調べたりするきっかけとなったなら、大変嬉しいことだと思っています。
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◆パネリスト◆ ニール・ベネズラ ラース・ニッティヴ ハンス・ウルリヒ・オブリスト 妹島和世/西沢立衛 長谷川祐子 コーディネーター: |
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| 「海外の美術館の子供向けプロジェクトは、大人の私にも魅力的。」 ポンピドゥーセンターには、子供専用のギャラリーや子供専用のアトリエがあるそうです。 また、建物のシックハウスが原因で2年間の閉館に追いやられたストックホルム国立近代美術館は建物がないのなら遊牧民になろうと、収集作品をバスにのせて移動美術館として再生しました。 本物だけが持つ魅力に触れてもらいたい─。 [ポンピドゥー・センターの試みとストックホルム巡回美術館] ポンピドゥー・センターの試みとは対照的だったのがストックホルム国立近代美術館ラース・ニッティヴ氏のノマド(放浪する民)的美術館のお話でした。
顧客のニーズと設計者自身の思いの違いはどうしても避けられない現実。ちょっと我に帰って躊躇しますが、このフォーラムは時間を延長してもまだ話が尽きないといった所に、この世界に生きる意気込みを思いました。
「第1部 美術館と都市」では、近年、数多く生まれている、都市や生活との関わりにおいて先駆的な美術館が紹介されました。具体的には、1971年にニューヨークのロングアイランドに使われなくなった公立小学校の建物を再利用する形で設立されたPS1という名前を持つアートセンターが行っている「インターナショナル・スタジオ・プログラム」というアーティスト・イン・レジデンスでした。これは、毎年19名程度のアーティストにロングアイランドのPS1のアトリエ12室と、トライベッカのアトリエ7室を無料で貸し出すほか、これらのアーティストの作品を掲載したカタログを発行している。また、1986年以降、ハイスクールの生徒に展覧会を企画させるなど様々な美術教育プログラムも行っているというものでした。 子供たちを対象にしたプログラムとしては、パリのポンピドゥーセンターが、作品を前に素材で遊ぶプログラムや美術館の外へ見学に行くプログラムなど、美術館を授業に利用できるような各種のプログラムが用意されているそうです。 このように子供を対象とするプログラムが組まれている理由は、美術館は公のものであり、都市のインフラの一部として地域の振興に寄与するものでなければならないという意識の表れであると共に、美術館は子供を含めた市民にとって親しみがあり役に立つものであるということを理解してもらう必要があるということなのでしょう。 続いて、「第2部 多様化する美術館」。コーディネーターを務めたのは、東京大学社会情報研究所教授の吉見先生でした。吉見先生の呼びかけは以下の通りでした。 第2部では、近年起きている重要な社会的変化によって、どのように美術館が変わってきているかについて議論したいと思います。 20世紀は、コミュニケーションと移動のための技術が飛躍的に発達したグローバリズムの時代でした。そのことは、市場や軍事的な優位性を中心におく価値観を強化してきた側面を持つと同時に、インターネットや市民運動を通して、個人にとって身近な価値がグローバルな潮流に影響を与える可能性を大いに増加させたと言えるでしょう。こうした変化は、これからも様々な面で私たちの生活を変えていくと思われますが、美術館という存在とは果たしてどのように関わってくるのでしょうか。 このような変化の中では、もはや美術館の従来の枠組みは有効に機能しなくなってきています。美術館は市場経済の状況と密接に関わっており、その中でどのように活動するかが問われます。ボーダレス化によって特定の建物や場所を持たない美術館活動の可能性も生まれてくるでしょう。移動によって生ずる様々な文化や価値観の混交に対応するような、多様性を含み込む美術館の構想も必要になってくるかもしれません。 これからの美術館はどのようにあるべきか、どのような美術館が可能かということについて意見を交換していただきたいと考えています。 今回のカウントダウンフォーラムで紹介された美術館は「交流や出会い」を大切にされていました。 美術館を中心として、人が集まるようにも思えますし、また、人の集まる所のひとつとして、美術館があるようにも思えます。 今回、私が一番素敵だなあと思ったのはNYのロングアイランドにあるPS1の野外パーティーです。 金沢21世紀美術館の周りの広場でも、こんなパーティーがあったらいいのになぁ・・と、思いながら見ていました。 これから友の会が立ち上がり美術館がオープンしたら やりましょ?。パーティー!! 「美術館が街を変える」
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会報誌 第2号『友の会が美術館を変える!?』こちらでは、10月18日のripple21の奮闘記や、妹島和代氏&西沢立衛氏、アルフレッド・パックマン氏のインタビューを掲載しています。フランクな雰囲気で、初めて知るエピソードも読めますよ!プレ会員でない方は、金沢の街のどこかで手に取ってみてください。 また、こちらでも見ることができます。⇒表ページ 裏ページ |
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