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 Ripple21
(金沢21世紀美術館友の会準備会)
金沢21世紀美術館建設事務局内

〒920-0999
石川県金沢市柿木畠1-1
(金沢市庁舎南分室)
TEL(076)220-2801 
FAX(076)220-2806
E-mail Address info@21junbi.org
Home page URL  http://www.21junbi.org/

 

 

▼ripple21 メールニュース  Vol.5 2004/1/31

※バックナンバー Vol.1 Vol.2 Vol.3 Vol.4

◎美術館開館まで251日◎ただいまのプレ会員数602名◎

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   ripple21 メールニュース  Vol.5 2004/01/31

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  ゜ ゜ °

            http://www.21junbi.org/

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【 CONTENTS 】

 ∇1∇ プレ会員現在602名になりました。
∇2∇  Information / カウントダウンの看板が変わりました。
              「金沢アートイベントカレンダー」開設!    
   
 ∇3∇  ripple's voice / 「≒森山大道/≒会田誠」
               &会田誠トークショーレポート
 ∇4∇  連 載  / 「スタッフトーク」開催中!
 ∇5∇  連 載  / 現代アート用語の基礎知識
 「メディア・アート」
 
◆◇────────────────────────────────

∇1∇ プレ会員現在602名になりました。

────────────────────────────────◇◆

 rippleのメンバー49名を足すと、602人!!
 アートに興味がある人や今年開館する美術館を楽しみにしてくれている
 人たちがどんどん増えているような気がしています。
 今はお互いの顔が見えませんが、友の会が発足した時にアートを中心
 とした大きな輪ができて、いろいろな人と出会えるなんて
 わくわくしませんか?

                         (ripple21:木村)


◆◇────────────────────────────────

∇2∇《 Information 》カウントダウンの看板が変わりました。
           「金沢アートイベントカレンダー」開設!
        
────────────────────────────────◇◆

 ■カウントダウンの看板が変わりました。
    
  1月30日(金)夜に、香林坊にある美術館オープンカウントダウンの 
  看板が、「恋する美術だ」「なにやら胸さわぎしますな」
  「こんなのはじめてですから」につづき、またまた新しくなりました!
  今回はどんなコトバだと思いますか?
  今週末は是非マチへお出かけしましょう!
  見に行ってみて、その言葉や、美術館について、
  いろいろ想像を膨らませてみてください。
  見に行けない方や、見に行くまで待ちきれない!という方、イチハラ
  ヒロコさんの作品がとにかく好き!という方は、こちらをクリック!!
  過去の看板の写真を見ることができます。
   → http://www.21junbi.org/ 
 
  言葉の力って、大きいですよねぇ。
  私は毎日あの道を通るとき、次はどんな言葉かな? 今日変わってるかな?
  と、どきどきしながら見ています。
  月末に変更予定なので、要チェックですよ!
 
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 ■ホームページにて「金沢アートイベントカレンダー」開設!
    
  ripple21のホームページはもうご覧になりましたか?
   → http://www.21junbi.org/

  この度、新たに「金沢アートイベントカレンダー」を開設しました!
   → http://www.21junbi.org/calend/calend.cgi

  金沢で行われるイベントや、展覧会などを紹介するものです。
  みなさんも自由に書き込めるので、どんどん利用して、
  金沢のアートを広げていきませんか。
  いろんな情報、募集中です!

  その他、ripple21のホームページには、
  blogのコメントや、掲示板で、自由に意見が言える場があります。
  友の会の思いや、アートに関して、その他ささいな出来事など
  なんでもOK!
  書き込んで、一緒に美術館、友の会を育てていきましょう!!

                         (ripple21:川北)


◆◇────────────────────────────────   

∇3∇ ripple's voice
    アートドキュメンタリー映画「≒森山大道/≒会田誠」
&会田誠トークショーレポート

────────────────────────────────◇◆

 作品の魅力は分かっても、作家の素顔を知る機会は、めったにありません。
 それを可能したのが今回の「ニア・イコール」シリーズ。
 写真家の森山大道、美術家の会田誠、まるで違うタイプの作家ふたりの
 ドキュメンタリー。
 作家の日常から、観るものは作品をより深く理解するとともに、人間と
 して、表現者として、抱えているものの「異彩さ」を伺うことができます。

 24日の14:30。
 先日から続く大雪で、足下が悪いにもかかわらず、会場はほぼ満席。
 映画終了後にある会田さんのトークショーの時点では、立ち見がでるほど
 の盛況ぶり。
 
 ■『 ≒(ニア・イコール) 森山大道 』
 |
 | はじめはクールで几帳面で繊細なイメージの森山大道。しかし作品
 | が進行するにつれそのイメージは裏切られてゆきます。生真面目さ
 | と不真面目さが微妙なバランスで背中合わせになっていて、そこから
 | あやうさを感じさせる生き様が見えてきます。
 | 見どころは、後半の、初めてのデジタルカメラを持って街を撮り
 | 彷徨うシーン。
 | ありふれた街の風景が、彼が撮ることによって、全く別のものに
 | なってしまう瞬間に、写真家森山大道の偉才ぶりを生々しく感じる
 | ことが出来ます。
 ▽
 http://www.bbb-inc.co.jp/daido/top.html

 ■『 ≒(ニア・イコール) 会田誠 〜無気力大陸〜』
 |
 | 「現代美術の特徴はもう殆ど滅んでいるってことでしょう。」
 | 「21世紀のコンセプチュアルアートはサービス精神を大切にして
 | ゆかないと、、」
 |
 | 作品や作品集の自作に対するコメントから発せられる毒気とは
 | うらはらなユルーい独特の彼の語り口に、作品しか知らない人はまず
 | 面食らいます。
 | 「芸術」「芸術家」「現代美術」「アート」「アーティスト」
 | 普段何気なく使うことが多い言葉ですが、すごく複雑でデリケートな
 | 問題をはらんでいることに彼を観ていると気付くことができます。
 | 自分の立ち位置についてものすごく自覚的な作家です。
 | だからあれだけインパクトのあるスレスレの作品を作ることができるの
 | でしょうか?
 | 始終だらーんとした感のある映像の数々。
 | しかし表現者としての色々な意味での強さがみなぎってます。
 ▽
 http://www.bbb-inc.co.jp/aida/

 両者のドキュメンタリー映画、観た後、共通して感じた感想は
 「かなわない、マネはできない」ということ。
 しかし彼等の人生に、似てはいかなくても、彼等の作品や生き様から私達が
 得ることのできる力は山の様にあると感じました。

 ●○会田誠×黒沢伸(金沢21世紀美術館)トークショー○●
 
 会田さんは自分は「多動性」の傾向があるので、筋道たったお話は
 苦手とおっしゃっており、思い付いた作品から、特に順序はなく作品の解説を
 いただきました。作品集での饒舌な自作の解説とはまた違った、少し
 たどたどしくさえある語りは、彼の書く文章とは別の味わい深さがありました。

 うまく言葉がでてこなくて、「うーん」と頭をかきむしるシーンもしばしば。
 しかし会場は笑いが絶えなかったし、観る人はとてもリラックスして
 会田作品に対しての造詣を深めることができたのではないでしょうか?

 トークショーのあとは、観客の方から希望者を募って外のお店で
 会田さんを囲んでの懇談会となりました。
 実際にお会いすると、会田さんはとても穏やかで周りの人たちをホッとさせて
 くれる人柄です。
 質問攻めに対して、ひとつひとつ丁寧に考え、答えてくださいました。

 しかし、会田誠の複雑なところは極まりないです。
 旨味は、実際に作品に触れて頂くのが一番!ということで
 次回会報誌では、会田誠の手に入る作品集、展覧会情報を一挙ご紹介致します。
 お楽しみに!
 
                         (ripple21:斉藤)


◆◇────────────────────────────────

∇5∇ 【連載】スタッフトーク開催中!
      
────────────────────────────────◇◆

 ★第4回:市川照代(いちかわ・てるよ/広報宣伝担当)

  『アーティストの小さな思いを,私が拡声器になって伝える』      

 市川さんが金沢に来られたのは2000年11月。その前は、総合広告代理店
 にお勤めでした。そこでは制作部で、テレビ番組やコマーシャル、展覧会
 などのプロデューサーとして活躍されていました。

 もともと勤めていたデザイン会社の経理から、広告代理店に移られた理由は、
 「アーティストに制作や発表の機会をつくるため」

 市川さんは学生時代から演劇・音楽・ダンスが好きで,ご自身でも
 なさっており、アーティストに多く触れる環境にありました。
 彼らの多くが、アートだけで生活を成り立たせることが困難である
 ことを知っていたので、広告代理店でアーティストを支援する仕事を
 つくりたいと考えたのです。

 市川さんは子どもの頃から自分が少数派であると感じ、いつしか
 自分の好きなことを他人に話さなくなっていました。

 けれども、自分が好きなものが駄目なのではなく、伝え方が上手くな
 かった、ということに気づいたのです。
「人に何かを伝えることは難しい。でも伝わると楽しい」

 少数派も集まれば実は多数です。少数派の人達のアイデアやプランを、
「こういうこともいいじゃない」と肯定することを大事にしたい。
 市川さんのめざす広報は、「なかなか理解してもらえにくい個性的な
 小さな思いを私が拡声器になって伝える。そしてみんなで楽しいことを
 分かち合う」ということです。

 特に美術館というのは大勢で訪ねても実は一人一人が様々な感じ方をする
 きわめて個人的な経験をする場所です。
 美術館をそうした思い出を作るような場所にしていきたいとのことでした。
 
 市川さんには、広報というお仕事に対する思いを熱く語っていただきました。
 確かにマイナーなものを愛好する人が仲間を見つけるのは困難です。
 金沢21世紀美術館がそうした少数派の人々を結びつける場になることを
 期待します。

                         (ripple21:田邊)


◆◇──────────────────────────────── ∇6∇ 【連載】現代アート用語の基礎知識「メディア・アート」

────────────────────────────────◇◆

 メディア(媒体)は人が物を伝える時に使うすべてのツールなのですが、
 近年、つかわれる「メディア・アート」という用語は、
 デジタルな媒体をつかったアートとのことを指すことが多いです。

 そのルーツは、1960年代の「オプ・アート」のような視覚効果を
 ねらった抽象画や、「キネティック・アート」のような科学技術を
 応用したような動きのある作品を作る表現形態などであったと
 考えられています。

 その後、急速なコンピューターテクノロジーの発達により大きく転換して、
 現在では、「コンピューター・アート」や「ビデオ・アート」を含んで、
 「メディア・アート」という言葉が使われているようです。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 日本の代表的なメディア・アーティストは、岩井俊雄さんです。

 「テーブル上の音楽」という作品は、映像が映されたテーブルにスイッチや
 ダイヤルなどがあり、それを動かすと映像がそれに反応してリアルタイムに
 動くというものです。
  → http://www.ntticc.or.jp/Calendar/1999/+-/Works/conposition_j.html

 また、「映像装置としてのピアノ」という作品は、光の点の流れが、ピアノ
 と交わることで音を鳴らし、その音は光となって天に向かって放射されると
 いうものも有ります。
  → http://www.iamas.ac.jp/interaction/i95/p.iwai_j.html

 見ているだけでもキレイですよね。
 あの坂本龍一さんも岩井さんとコラボレーションしてこのピアノを
 弾いたんですよ。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 岩井俊雄さんの作品のように、直接ふれて体験できる相互性
 (インタラクティブ性)があるので、どんどん形が変化していく(可変性の)
 作品が多いようです。
 また、インターネットを利用した作品や、VR(バーチャルリアリティー)、
 AI(人工知能)など、その幅は広まっています。
 このように、この分野はメディアの進化に左右されることが大きく、その領域や
 定義は変化しています。

 また、最近はメディア・アートに力を入れる施設も多いです。

 ・ICC(NHKインターコミュニケーション・センター)
 http://www.ntticc.or.jp/
 ・山口情報芸術センター
  http://www.ycam.jp/index.php
 ・仙台メディアテーク
  http://www.smt.city.sendai.jp/smt/

=====================================

 参考文献
 ・「現代美術辞典90S」 水戸芸術館現代美術センター

 参考ウェブサイト
 ・KNOWLEDGE SCIENCE
 http://www.kousakusha.com/ks/ks-t/ks-t-4-48.html
 ・artscope現代美術用語集
 http://www.dnp.co.jp/artscape/reference/artwords/index.html
 ・「メディア・アートの歴史 アルス・エレクトロニカの20年」
  http://ascii24.com/news/i/topi/article/1999/10/25/605131-000.html?geta

===================================== 

 
 プレ会員の皆さんからも、「この言葉の意味がわからないので解説して!」
 というリクエストがありましたら、どんどん下記アドレス宛てに送信して
 くださいね。
 info@21junbi.org

                          (ripple21:藤井)   
              

◆◇────────────────────────────────

∇▲∇ 編集後記

────────────────────────────────◇◆

 大寒が過ぎ、本格的な冬の到来です。
 空の灰色と、雪の白が、冬の金沢を美しく装うのも、もう間もなくです。

 と思っていたら、やってきました、3年ぶりの大雪!
 電車は運休、交通はマヒ、一部停電した地域もあり、北国とは思えない
 混乱ぶり。
 
 私は電車を使っているので、駅に6時間ほど足止めされ、あやうく
 「列車ホテル」のお世話になるところでした。
 
 家々や車にまんべんなく、たっぷりと雪が積もる様は、まるでホワイト
 チョコレートをコーティングしたお菓子が並んでいるよう。
 駅に閉じ込められ、ろくに食べ物を口にしていなかったので、思わず、
 「うまそう・・・」とつぶやいている自分がいました。

 雪害があったものの、冬の金沢には、やはり雪がよく似合いますね。
   
                        (ripple21:松本)
                               

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  *活動詳細や会報誌バックナンバーの内容なども掲載中

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     <編集> 川北 真理 木村 真 杉宮 昌代 田邊 浩
         藤井 智佳子 松本 織絵

  <発行> ripple21(金沢21世紀美術館友の会準備会)

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